毎年、なぜか年末になると忙しくなる成年後見の仕事。 数年前、包括支援センターから連絡があり、独居の高齢者がいるのだが、毎日のようにヘルパーが入り、配食も利用して生活されている。ところが年末にサービスがない日があり、ご本人の機能も低下して、いつ火事を出すか心配でならない方がいる。施設入所するにも支援できる親族がなく、成年後見をつけてどうにかならないだろうか。の相談。 成年後見は急には難しいが、まだ判断能力が残存していたら任意後見が可能かもしれない。師走に公証役場に走り、施設入所の可能性探り走り回った。晦日の日に対応してくれた相談員さんがいて、雪の中、申し込みをしに行ったことが懐かしく思い出される。 結局この方はご本人の抵抗(!)もあり、すぐには入所にはならなかったが、ケアマネさんもヘルパーさんもそして大家さんも、みんなで心配し手配してどうにか年を越した。 今は施設でゆったりと暖かく暮らしておられます。